チョコレートを食べても太らないってホント? シュワルツ博士のおもしろ化学話
自然科学・環境の通販, ジョー・シュワルツ (著)
によって ジョー・シュワルツ (著)
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日常の化学の面白さを書いたシリーズ第2弾。「紫外線から身を守ろう」「ハーブ薬のインチキ効能」「乳しぼりから生まれたワセリン」「唐辛子の効能」「イチョウエキスでボケ防止」など満載。【「TRC MARC」の商品解説】
チョコレートを食べても太らないってホント? シュワルツ博士のおもしろ化学話を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
日常生活に隠れた化学の面白さ ** 化学と聞くと、「白衣を着た人々が怪しげな薬品を混ぜ合わせて胡散臭いことをやっている」イメージがあるかもしれないが、そのようなことは無い。洗剤や病気になったら飲む薬はもちろん、食品だって化学とは無縁ではないのだから。といっても、この本に載っている話は、小難しい議論や、反論の余地の無い「正しい話」の押し付けではない。なにしろ、著者は化学者でありながら絶妙の語り口を持つ、ジョー・シュワルツ博士なのだから。はじめの数行で人を惹きつけ、中身を読まずには居られなくさせてくれる、化学論評集の第2弾がついに登場である。取り上げられている話題は実に多岐にわたる。サリドマイドのような薬、チョコレートやマーガリンのように日頃口にする食品、ポスト・イットのような事務用品、等々まさに身近なところにあるものの歴史、真実、意外な裏話を面白おかしく、そして冷静でありながら情熱を感じさせられる文章で一気に読ませてくれる。そして、冷静な文章の中に時折織り込まれる化学への情熱や好奇心が、ますます本書を魅力溢れるものにしてくれていると思う。それぞれの話題の最後には、あるときにはオチが、あるときには考え込ませる文章が配置されており、読み終わった後にも余韻を残す、すばらしい本である。
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